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デスマスト

皆様初めまして。

お世話になっております。法学部政治学科一年、69代の辻井と申します。

東京で生まれ育ち、物心がついた頃には竹刀を握っておりました。三歳から現在まで剣道を続けております。中学ではバスケットボール、高校では政治経済研究部という部活の部長を務めつつ、ドラムス担当としてバンド活動をしておりました。

これまで海とは縁のない生活を送ってきましたが、試乗会で体感したヨットというスポーツのスケールの大きさ、逗葉のアットホームな雰囲気に惹かれ逗葉に入った次第でございます。

練習を重ね、セーリングに関する知識、技術、感覚を血肉とできるよう、精進してまいります。

 

先週末の練習報告をさせていただきます。

土曜日は、我々69代が初めてヘルムスの練習を行いました。午前中に丘トレを行った後、午後に出艇し、海上での練習も行いました。ヘルムスを経験する事で、クルーが何をするべきなのか、何をすればヘルムスの助けとなるのかを実感することができました。今回学んだことを活かして今後のクルーとしての技術向上を目指して参ります。

 

日曜日は通常通り午前中に出艇し、練習を始めました。出艇した途端風が上がり、一艇が完沈した後デスマスト、走行不可となりました。この日はテンダーの艤装等に不備があり、テンダーも走行不可となったため沈艇の曳航も出来ず、艇体放棄という決断が下されました。同時にもう一艇のジブが裂けるというトラブルも発生しました。放棄した艇を除き、すぐに全艇バースに戻り、午後は整備を行いました。

午後になり風が落ちたため、葉山港の管理会社にモーターボートを出していただき午前中に放棄した艇を取りに向かいました。この艇のマストの付け根に穴が空いてしまいましたが、無事にバースまで戻すことが出来ました。

この日は、海上で走行不可となったテンダーをパイオニアに曳航していただきました。ご協力いただいたOBの皆様、ありがとうございました。

また荻野OB会長、山内監督、58代の長嶋さんがバースに来て下さいました。ありがとうございました。

この日の練習では、艤装時などに起こる小さなミスの積み重ねが大きな事故につながることを実感いたしました。今後も気を引き締めて練習して参ります。

 

また、全員が怪我なく帰着できたことは良かったものの、艇体放棄をしたという事実は重く受け取り、今後事故レポートを作成して部員全員で共有していく予定です。

今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。

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