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71代自己紹介⑫

【71代自己紹介】

皆さま初めてご挨拶申し上げます。71代 法学部法律学科1年の藤村と申します。

 

理由については後述させて頂きますが、私は4ヶ月悩んで同期に遅れてつい最近入部したばかりです。

私は愛知県名古屋市の出身ですが、両親は長崎と下関出身で家の中では色んな地方の言葉が飛び交う環境で育ちました。長期休み毎に海の近くに住む祖父母と過ごすことが何より好きでしたので、逗葉で過ごす葉山の海も私の英気を養ってくれています。

 

私は恩師や家族からよく「西川きよし体質」と言われます。華の女子大生とは程遠い「地味でコツコツ型」という私の形容詞を形作ったのは3歳から続けたバレエです。バレエというと舞台に立つ華やかな姿を想像されると思いますが、それは年に1、2度だけ。残りの約360日はずっと地味なレッスンの連続です。あこがれ続けたトゥシューズを9年目にやっと許されて履けた時に涙が止まらなかったことも昨日の出来事のように覚えています。その時は無意識でしたが、それは近道なくただ努力したことで得られた達成感だったのだと思います。その経験は大学入試直前期の不安に押し潰されそうな時も「愚直に努力するしかない」という支えになりましたし、今後の私の人生においても大きな原動力になると思います。

バレエ漬けだった私ですが、6年生の夏に中学受験をしてみたいと思い立ちました。半年間、猛勉強しましたが第一志望には届かず、第二志望に進みました。この挫折も良い経験でしたし、今ではかけがえのない母校となっています。入学した学校では新入生は部活加入が義務だったため吹奏楽部に入りトランペットを始めました。しかしどうしてもバレエも続けたかったため、引退までずっとスケジュール管理に頭を悩ませながら2つを両立させるのに必死でした。

 

今回わたしが逗葉への入部を迷った理由もそこにあり、どうしても続けたいもうひとつの活動と、ヨットに乗りたいという気持ちの間で悩んだ4ヶ月でした。スケジュールを両立することができるのか。参加率が低さで逗葉の皆さんの足を引っ張ってご迷惑をかけるのではないか。その不安がつきまといましたが、ヨットをあきらめられず、また中高6年間を思い出し、逗葉に入部させていただきました。初心者のため足は青あざだらけですがヨットはやはり楽しく、また同期や先輩方も素敵な方ばかりなのであきらめずに逗葉の扉を叩いてよかったと思っています。まだまだご迷惑をおかけしてばかりですが、皆さまのご指導に感謝しながら努力して参りますので今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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