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医学部ヨット部との合同練習①

【慶應医学部ヨット部との合同練習報告】

平素よりお世話になっております、70代の池田です。日頃より、OBOGの皆様には多大なるご支援を賜り、感謝申し上げます。

10月22日(日)は、慶應義塾大学医学部ヨット部(以下、医学部ヨット部)と合同練習を行いました。

逗葉からは470を5艇とレスキューを1艇、医学部ヨット部からは470を3艇とレスキュー1艇を出しました。

今回、71代からクルー人員として3名、69代70代から1名ずつの計5名が江ノ島に向かい、医学部ヨット部の皆さんと江ノ島から出艇しました。

 

私は江ノ島で医学部ヨット部の皆さんと1日を共にしました。江ノ島から合同練習に参加した目線から報告させていただきます。

合同練習では、8艇でスタート練習とコース練習を行いました。

スタート練習ではスタートモーションに課題が見られました。艇速をつけるタイミングが早すぎてリコールしてしまう艇や上側に位置取りしすぎて、スタートラインを切れない艇がありました。医学部ヨット部の艇は、0秒と同時にスタートラインを切ることを最優先してしました。医学部ヨット部とスタート時点から差がついていたように思います。

コース練習では、上下コースで4レースを回しました。医学部ヨット部と競っている艇もありましたが、やはり毎回上位に入られ、技術の差を感じました。

運営に関しては、「何もしない時間」が多かったように思います。レース間のマークを打ち変えている時にスタート練習をしたり、滑り練習をしたりするべきだと医学部ヨット部の方からも指摘されました。今後改善していきたいと思います。

 

逗葉との合同練習後は、医学部の方と滑り練習を1時間半ほど行いました。8mから10mの強風のコンディションでしたが、71代クルーの3人はよくできていたように思います。しかし、ヘルムスのメイントリムで、技術の差を痛感しました。メインシートの出し入れやコントロールシートの操作の際も安定して適正角を走らせていました。また、滑り練習においても、無駄な時間なく効率よく練習を回している点も見習うべきだと思いました。

着艇後は医学部ヨット部と一緒に解装をし、470という乗り物についてのお話もすることが出来ました。

合同練習においても、他団体の艇で他団体の人とペアで乗ることはなかなか無い機会なので、71代クルーは貴重な経験ができたと思います。一緒に乗った医学部ヨット部の方とたくさんお話でき、ヨットの知識を多く聞けて、充実していたようです。また、医学部ヨット部の艇を使って、ヘルムスで参加した69代70代の2人は、技術の他に、整備の大切さも痛感しました。医学部ヨット部の艇は乗りやすさが追求されており、コックピット内でシート類が無秩序な状態になることやシートを引く時に引っかかるようなことがなく、乗る人のことを最優先に考えられていると思いました。これは安全面にも関わってくることだと思うので、今後の逗葉の活動にも活かしていきたいと思います。

 

最後になりますが、大変短い時間でしたが、貴重なお時間を逗葉との合同練習に充てて下さった慶應大学医学部ヨット部の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。今日学んだことを今後の逗葉の活動に活かしていきたいと思います。

 

気温の変化の激しい季節を迎えましたが、部員全員が体調管理を徹底し、これからも元気に活動していきたいと思います。今後とも、ご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。

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