【春レースレポート】
逗葉ヨットクラブOB・OGの皆様。
平素よりお世話になっております。70代副将の池田遥輝と申します。
日頃より、OBOGの皆様には多大なるご支援を賜り、感謝申し上げます。
先日6/29(土)、30(日)に、春の連盟レースが行われました。以下、レース結果を報告致します。
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〈個人部門〉 第1位 JPN4340 sk.大河原賛 / cr.堀江真帆、三橋亮太
第2位 JPN4154 sk.泉谷菜月 / cr.松本悠杜、新海拓望
第3位 JPN4385 sk.白石莉子、平塚慎之介 / cr.白石莉子、平塚慎之介
〈新人賞〉 JPN4385 sk.白石莉子、平塚慎之介 / cr.白石莉子、平塚慎之介
〈ベストクルー賞〉 72代 堀江真帆
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以下、レースに出場した3名より、、それぞれの目線から春レースの報告をさせていただきます。
【70代大河原賛】
平素よりお世話になっております、70代の大河原賛と申します。
レース初日は、振れと強弱の激しい微風コンディションでのレースとなりました。その場面の風に応じた細かいセールメイクが出来るかどうかで順位が大きく変わっていた印象でした。ヨットの基本が問われるコンディションで、基礎固めの重要性を感じさせる結果となったように思われます。 個人的には、ダウンウィンド、特にリーチングの走らせ方がまだまだ分かっていないという課題点が浮き彫りになったと感じています。その結果順位を落としてしまった悔しいレースもあり、これ以降の練習で意識すべきポイントが明確になりました。 また、各艇もそれぞれの課題点を見つけられたレースだと思います。各々が自身に足りないものを見据え、練習効率を上げることで部としてさらなるレベルアップを図っていく所存です。
二日目の30日は、午後から風が吹き上がる予報が、想定より早く来てしまったため、レースの出場は見合わせました。その後、堤防近くの安全な海面で少ない時間ながら練習を行いました。
例年は3,2年生で行う春レースですが、今年度は1年生と2年艇を出場させました。技術的にはまだまだ足りない所は多かったものの、事故なくレースを行えたことは良かったと思います。 とはいえ安全面が万全であったとはいえず、メインダウンや曳航手順の確実性、またスキッパーの出着艇の経験があれば30日のコンディションでも出艇出来たと考えます。部の目標として「エンジョイセーリング」を掲げる以上、強風を含め様々なコンディションで安全に「エンジョイ」していけるように、部員一同が安全意識と責任感を持って以降の練習に取り組んでいく所存です。
70代 大河原賛
【71代白石莉子】
平素よりお世話になっております、71代の白石莉子と申します。
2年艇として出場する初めてのレースでした。初めて2年艇に乗ったのは5/18、そこから1ヶ月半弱、期間としてはものすごく短かったですが個人的にはすごく充実した日々を送ることができました。2年艇を持たせてもらえて、様々な方面での意識が変化しました。例えば整備では、自分たちの船を自分たちが乗りやすいように、自分たちなりに試行錯誤しました。また、同期ゆえにお互いに何でも指摘し合える環境はいつも以上に刺激が多く、モチベーションの維持・向上に大きく繋がりました。まだまだわからないことが多い中でも練習毎にペアで振り返りをして、海上で実践して、先輩からのアドバイスを受け、1ヶ月半前の自分と比べたら成長できたと感じています。今回の春レースは初日のみの開催、それも半分以上は微風の中での戦いでしたが、ペアで頑張ってきたことを活かすことはできました。2年艇クルーとしてブロー/ラル、リフト/へダー、風の触れに昨年以上に敏感になり、他艇と比べて今自分たちはこうでこうすべきなのではないかと提案をし、レース最中でも試行錯誤を重ね、無事4レースを終えました。今回のレースでは少しの収穫と同時に、数多くの課題点・改善点を発見することができました。春レースで得られた課題点を今後の練習で改善していけるように、また、今度はスキッパーとしてレースに出場し成長した姿でレースに臨めるよう、励んで参りたいと思います。
71代 白石莉子
【72代小塚瑠加】
平素よりお世話になっております、72代の小塚瑠加と申します。
今回72代にとって初のレースという事で自分自身、楽しみな半面不安も入り混じる複雑な心境で臨むレースでした。自分は今回、「挑戦」ということを意識してレースに臨もうと考えていました。ヨットに限らず全てのスポーツにおいて成功するには能動的行動を前提としたチャレンジ精神が必要不可欠だと自分は考えています。結果、自分は出場することはできなかったのですが、初日に開催されたレースでは同期が上手にクルーワークをこなし、チャレンジ精神を体現する姿をみることができ、自分も更に努力を積まなければいけないと強い刺激になりました。 今回レース全体を通して、先輩方の精悍ある姿がとても印象的で、自分もいつかそんな先輩方のような存在になりたいと強く思いました。そしてレース中スピンを張り走る姿はまさに自分の海やヨットへの憧れそのものでした。そんな470というチームスポーツをやる以上、相手を想い孤立することなく常に誠意を持って行動する必要があると考えています。憧れの先輩方の力になれるよう誠意をもって挑戦を恐れず今後活動し、次回のレースに備えたいと思います。
72代 小塚瑠加
最後になりますが、振れの激しい中4レースを運営していただき、二日目のコンディションでもレース敢行のため尽力してくださった69代の運営の皆様、また72代を乗せてレース経験を積ませてくださり、これまでの練習でも多々ご助言、ご支援くださいました68代の秋山様、レースに参加してくださった67代の福田様、そして山内監督をはじめとするOBOGの皆様に感謝申し上げます。 今後とも、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。
70代 池田遥輝